三栄書房 GP Car Story vol47 の模型ページに以前製作した412T1と共に作品を掲載して頂きました。
412T1をGP Car Story の誌面に掲載頂けるチャンスを頂けたので、この機会にと思いストックしていたT1Bを製作し2台同時に掲載して頂く事になりました。製作は、雨の鈴鹿で終始ウイリアムズFW16Bのマンセルと壮絶なバトルを演じたアレジのレインタイヤ仕様にしました。滑りやすい路面でスピンクラッシュが相次ぐ中、TCSを奪われたモンスターマシンを芸術的なアクセルワークでマンセルを後方に封じ込め続けたアレジの走りは今も忘れられません。最後は無茶な突っ込みをしてくるであろうマンセルをシケインで先に行かせて2ヒートの合計タイムで3位を確保するチームプレーも見せましたね。
T1とT1Bのどちらが好きか? 好みが分かれるところですが自分としてはT1Bの方が好きです。T1は曲面が美しいマシンなのに対し、何を思ったかせっかくの美しさを台無しにするサイドポンツーンを切り落としたスタイルのT1Bが急に無骨に見えて速いマシンに見えるためです。本当に意味有るの?と思えるたくさんのバージボードも愛らしく思えてきます。