三栄書房 GP Car Story の区切りとなる記念すべき50号の模型ページに掲載して頂きました。 所属する模型クラブのメンバーとの合作です。シャシーはやまさん、カウル系は私、ヘルメットのCADモデ

前年の掃除機ノーズから一変、このノーズ形状は逆にカッコ良くなったのではないでしょうか。ノーズ以外は前年のF14Tと大きく変わらないですが、ノーズが違うだけで全体の印象が全然違って見えます。
Year | F1 Car | Driver | Grand Prix | Result | kit |
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2015 | Ferrari SF15-H | K.Raikkonen | Monaco | 6th | DM 1/20 |
このキットはバイクやGTカーを取り扱う某メーカーから数量限定で発売されたものであり、フロントウイングやリアウイングはドナーキットのMP4-30のものを使用する事になっていますが、モナコGP仕様にするためには少し形状が異なりますので、模型クラブメンバーの8マンさんに薄く切り出して頂いたケミカルウッドを使って自作してみました。
モナコGPのフロントウイングはこの形状です。ブロックから削り出すセンスと技量は持ち合わせていないので、ラフに下書きをして、高さが必要な部分に材料を乗せて削る作戦にしました。
順次削っていくと、こんな感じになりました。
まったく、8マンさんはなぜ毎回毎回もっと複雑な形状を左右対称で削り出せるのか、不思議でなりません。
もう図面やケガキ線など有ってもその通りには削り進められないので、脳内イメージだけを頼りに形にしていいきます。。。
サイドポンツーン回りのステーは開幕戦仕様の上辺が直線的なものが入っていたので、モナコGP仕様にするために途中でサイドポンツーン上面に落とし、モノコック側にフィンを追加しました。バックミラーも少し大きさが小さく感じたので大きくしました。やはりキットをそのまま作るよりも、少しでも改修を入れると模型製作が楽しくなります。