
今年のホビーフォーラムでの我々模型クラブの展示テーマ 『第3回 歴代フェラーリ展示』 のために製作しました。 2022年レギュレーションになる前の最後のスタイリングですね。今回はルクレールのモナコGP仕様で製作しました。ミッショントラブルで決勝を走っていないので、決勝前に新品ソフトを履いてピットから出る直前の状態にしてみようと思い、ツヤツヤのタイヤに帯状の接地痕を付けてみました。このマシンもかっこいいですね。
完成日:2025.08.18
Year | F1 Car | Driver | Grand Prix | Result | kit |
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2021 | Ferrari SF21 | C.Leclerc | Monaco | Did Not Start | NS 1/20 |
今年は11/9の日曜日に横浜のホビーフォーラムが開催されるのですが、今年の展示テーマは2017年に実施してから8年ぶりの『歴代フェラーリ』を予定しています。70年代80年代の一部マシンから始まり、近年のマシンまでびっしり揃える予定です。そしてそこに向けて私が今から製作するのが、SF21、F93A、F189の3台です。その他もまだ追加製作するかもしれません。まだ本格的な夏は来ていませんが、フォーラムまであと4か月弱。そんなに時間はありませんが、楽しんで製作していこうと思います。今後、このホームページで各マシンの製作状況をご紹介していけたらと思っています。
この連休にデカールを貼ってウレタンを吹きました。一度吹いて一晩置き、中研ぎをしてから再度多めに希釈したウレタンで軽くコーティングしました。このマシンは艶消しで研ぎ出し不要なので、このあと2000番くらいのペーパーで表面を整えてから艶消しクリアを吹きます。
デカールを貼る前の話ですが、若い頃は考えられなかったパーツの落下が最近は増えてきました。あ!ってな感じで。慎重に取り回しせねば。。。
フェラーリ製作から外れますが、久々にエアブラシを総バラシして清掃しました。私が使っているのはタミヤのトリガー式。ここ20年、これ1本でメタリックもウレタンも全ての塗装をこなしています。信頼出来る相棒ですね。
トリガーを引いた時に連動して動くシリンダーを後方に引き抜く時に途中で引っかかるのですが、グリップ部の筒の中に見えるシャフトを少し引くとスッと引き抜く事が出来ます。
最近トリガーを離す直前で少し引っかかり感が有ったのですが、このシリンダーの中央部に見える三角の斜面の所が摩耗しているのが原因でした。ここにグリスを塗ったら全然気にならなくなりました。まあ20年使い続けないと、こんな現象は起きないでしょうけど。
右の画像の白い樹脂の穴の部分が摩耗すると不具合が起きると思いますが、まだ全然大丈夫でした。
さてフェラーリ製作に戻ってリアウイングを組んでいますが、MISSION WINNOW のデカールを貼る向きを左側は間違えてしまいました。ウレタンを吹いて研ぎだす時に気が付きました。どうしようかと悩みましたが、ウレタンの上から白塗装して隠してから赤を乗せて再度スペアデカールを貼りました。
修正後がこちら。 引き続き製作していきます。
足回り、ウイング類を組んでいます。フロントウイングが低くて路面に接触しそうですが、ノーズを上げる事も出来ず、これ以上ウイングステーを短くする事も出来ずで、そのまま接着しました。。。(涙
タイヤは新品ソフトを取り付けて少し転がした状態にしてみました。2021年のモナコGPではルクレールは予選でポールを取るも、予選最終アタック時のクラッシュの影響でギアボックスを壊し決勝はグリッドにも並べなかったので、レーシング速度では走行していないんですよね。
フロントウイングのフラップの接続部にエッチングを接着したり、フロアサイドのフィンにメタルック的なシールを貼ったりと、見えない目を細めながら頑張りました。で、完成。
全然製作記と言えない記事ばかりで恐縮ですが、次回は完成品をギャラリーに展示します。